フョードルの煩悶(2)2009-12-22

 アリョーシャの修道院入りの願いに、混乱しながらフョードルが自分自身の不安を語る。

≪Ведь невозможно же, думаю, чтобы черти меня крючьями позабыли стащить к себе, когда я помру. ≫

<試訳> わしが死ぬ時に、悪魔たちがわしを鉤で引きずりだすのを忘れるなんてことは、ありえんもんかと考えるんだが。

 修道院に対する不信を言いながら、ここにいるよりはいいと息子の願いに応えようとする父親の葛藤が饒舌に語られます。堕落した自身の死後について自問自答の形で息子に聞かせる姿に寂しさがあります。

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