困惑する修道士2009-12-29

修道院に到着した一行を案内する修道士の心理が描写される。

≪На бледных,бескровных губах монашка показалась тонкая, молчальная улыбочка, не без хитрости в своём роде, но он ничего не ответил, и слишком ясно было, что промолчал из чувства собственного достоинство.≫

<試訳> 修道士の青白く血の気のない唇に、ある種のずるさを含んだかすかな無言の微笑みが浮かんだが、彼は何も答えなかった。自尊心から押し黙っていたことはあまりにも明瞭なのだ。

フョードルを非難するミウソフが同意を求めるように声をかけた時の修道士の表情です。場にふさわしくない一行の到着や二人の諍いに困惑する心理が伝わってきます。「ある種のずるさを含んだ・・・」と言われると、記憶の引き出しをあれこれ探してしまいます。