本当に僕を知ってるの?2010-09-10

≪- Я вас не знаю. Разве вы меня знаете? - допрашивал Алёша.
- Не приставайте! - вдруг паздражительно вскрикнул мальчик, сам однако ж не лвигаяся с места, как бы всё чего-то выжидая и опять злобно засверкав глазенками.
- хорошо, я пойду, - сказал Алёша, - только я вас не знаю и не дразню. Они мне сказали, как вас дразнят, но я вас не хочу дразнить, прощайте!≫

<試訳> 「僕は君を知らないんだ。本当に僕を知ってるの」アリョーシャが問いただした。
「しつこくしないでよ!」急に苛立つように少年が叫んだが、何かを期待するようにそこを動かずに、また敵意のある眼をきらりとさせた。
「それならいいよ、僕は行くよ」アリョーシャが言った、「ただ僕は君を知らないし、からかいもしないよ。あの子たちは君をどうからかうかって言ってたけど、僕はからかうつもりはないんだ、さようなら」

 なぜ自分を狙って石をぶつけたのかを知ろうとアリョーシャが尋ねるのですが、少年は答えずまた敵意を示します。「何かを期待するように」の表現に少年の屈折した心情と孤独を感じます。

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