こんなの大したことはないんです2010-09-19

 ≪Да скорее же, мама, мначе я умру...
- Да это ж пустяки! - воскликнул Алёша, испугавшись их испуга. Юлия прибежала с водой. Алёша опусил в воду палец.
- Мама, ради бога, принесите корпию; корпию и этой едкой мутной воды для порезов, ну как её зовут! У нас есть, есть, есть...≫

<試訳> 「そうよ早くして、ママ、じゃないと私死にそう・・・」
「いえ、こんなの大したことはないんです!」 アリョーシャが彼女達の驚き慌てる様子にびっくりして叫んだ。ユーリヤが水を持って駆けつけた。アリョーシャが水に指を入れた。
「ママ、お願いだからガーゼを持って来て、ガーゼと、切り傷用の刺激性の色つきの水薬、ああ、何てったっけ! うちにあるの、あるわ、あるわよ・・・」

 アリョーシャの指の傷を見て、母と娘が慌てふためきます。いつもは彼をからかってばかりいるリーズも今は真剣に手当を指示しています。心から気遣ってくれる彼女達は寄る辺ないアリョーシャにとって心温まる存在です。