何でまたそんな気に2010-11-06

≪- Я... Алексей Карамазов... - проговорил было в ответ Алёша.
- Отменно умею понимать-с, - тотчас же отрезал господин, давая знать, что ему и без того известно, кто он такой. - Штабс я капитан-с Снегирёв-с, в свою очередь, но всё же желательно, узнать что именно побудило...
- Да я так только зашёл. Мне с сущности от себя хотелось бы вам сказать одно слово... Есль только позволите...≫

<試訳> 「僕は・・・アレクセイ・カラマーゾフという者で・・・」とアリョーシャは応えて言い続けた。
「良く存じ上げております」すぐさま主人は、聞かずとも誰であるかはっきりしている事をアリョーシャに分からせようと遮って言った。「二等大尉スネギリョフでございます。ところで伺えれば有難いのですが、一体何でまた来られたので…」
「ええ、僕は立ち寄っただけです。実はあなたに一言お話しできればと思いまして・・・ もしよろしければですが…」

・ スネギリョフとの会話が始まります。互いに相手の心を探りながらという初対面の固さがあります。日頃は訪れる者もない家にふとやってきた来訪者の真意を測りかねるスネギリョフの警戒心を感じます。既にドミートリィの弟であることを知っているわけですから、例の件の関連だろうと察しているはずです。アリョーシャは役割を果たせるのかと展開に引きこまれます。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
この小説が書かれた国の名をカタカナ3文字でご記入下さい。

コメント:

トラックバック