ヒステリーならしょうがない2011-02-23

 ≪Кстати, что она теперь? Что там было, когда я ушёл? Алёша рассказал ему об истерике, и о том, что она , кажется теперь в беспамятстве и в бреду.
- А не врёт Хохолакова?
- Кажется, нет.
- Надо справиться. От истерики впрочем никогда и никто не умирал. Да и пусть истерика, бог женщине послал истерику любя. Не пойду я туда вовсе.≫

<試訳> 「ところで彼女は今どうしてる。僕が去った時、あの場はどうなったんだ」 アリョーシャは彼女がヒステリーを起こした事、そして今は昏睡状態で熱に浮かされているだろうと話した。
「ホフラコワ夫人が嘘をついていないか」
「嘘じゃないようです」
「確かめないとな。だけどこれまでヒステリーで死んだ者は誰もいない。ヒステリーならしょうがないな、神がいとおしんで女性にヒステリーを恵んだものだから。あそこに僕は決して行かないよ」

・ イワンはカテリーナを案じてアリョーシャンにその後の様子を尋ねています。イワンもカテリーナも自分の想いに素直になれず、互いに愛していながら袂を分かちます。二人の今後の幸せを思い描く事ができません。アリョーシャがあの場で言った通り “ ドミートリィが二人の手を握らせて ” 祝福していれば・・・。いや、“ 恋について議論するのはやめましょう ”イワンに叱られます。