自殺しようかと思う程2011-08-16

 ≪И до того с каждым днём и с каждым часом всё дальше серчают оба-с, что, думаю, иной час, от страху сам жизни себя лишить-с. Я, сударь, на них не надеюсь-с.≫

<試訳> 「日毎に、時が経つにつれて、お二人とも益々お腹立ちがひどくなりますんで、時には恐ろしさで自殺しようかと思う程でございますよ。私はあの方達をもう信頼していませんのです」

・ スメルジャコフが使用人の立場らしからぬ事を口にします。フョードルとドミートリィから責められているとは言え、イワンにここまで話すのは不思議で、何かの計算があるのではと思わせます。イワンは明日ここを離れるのですから関わるつもりはないでしょう。