密告するのでは ― 2012-05-06
≪Я может быть ещё и не сделаю вовсе. Не пойдёте же вы на меня доносить тогда, а?
А я бывало не только что смотрел с любопытством неразумным, я и взглянуть-то на него боялся. Измучен был я до болезни, и душа моя была полна слёз. Ночной даже сон потерял.≫
<試訳> 「私はもう全く実行しないかも知れませんよ。そうしたらあなたは密告するのではありませんか、どうなんです」
私は無分別な好奇心で彼を見るどころか、眼をやる事さえ恐れていたくらいです。病気になりそうなほど私はすっかり疲れ果てて、心は涙に溢れていました。夜も眠られなかったのです。
・ 話し相手となって共に考え苦しんでいる彼もまた消耗しきっています。二人の友情が崩れかねません。
А я бывало не только что смотрел с любопытством неразумным, я и взглянуть-то на него боялся. Измучен был я до болезни, и душа моя была полна слёз. Ночной даже сон потерял.≫
<試訳> 「私はもう全く実行しないかも知れませんよ。そうしたらあなたは密告するのではありませんか、どうなんです」
私は無分別な好奇心で彼を見るどころか、眼をやる事さえ恐れていたくらいです。病気になりそうなほど私はすっかり疲れ果てて、心は涙に溢れていました。夜も眠られなかったのです。
・ 話し相手となって共に考え苦しんでいる彼もまた消耗しきっています。二人の友情が崩れかねません。
コメント
_ 慎之介 ― 2012-05-06 13:04
消耗しきってしまった若い彼、彼ははここからも人としての成長をしていくのでしょうか。作者は二人の間を友情で結びつけたのでしょうか?そうなら、崩れたりはしないでしょう。
_ mir→慎之介さん ― 2012-05-06 22:04
作者がどのような結末を与えるのか興味深いですね。
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