悪党に対する全権利を2013-02-23

 ≪Так вот я, дескать, Митя, тогда это дело бросил, ибо не умею с юстицией, а, приехав сюда, поставлен был в столбняк встречным иском (здесь Митя опять запутался и опяь круто перескочил): так вот дескать, не пожелаете ли вы, влагороднейший Кузьма Кзьмич, взять всё права мои на этого изверка, а сами мне дайте три только тысячи...≫

<試訳> それで私はですね、当時この件を放っておいたんですよ、なにしろ裁判沙汰は苦手なものですから。ところがこの町に来てみると逆に訴訟を起こされて茫然としちゃいまして(ここでミーチャはまたしても言葉に窮し、急に他の話に飛び移った)、そんな訳でどうでしょう、サムソーノフ殿、あの悪党に対する私の全権利をあなたが引き受けて下さいませんでしょうか、私自身にはほんの3千ルーブリだけ下されば結構なんです・・・

・ 何度も言い淀みながらドミートリィは目的としていた3千ルーブリの借用をやっと申し出ます。説得力があるとは思えない彼の必死の訴えにサムソーノフはどのように応じるのでしょう。

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