ふさわしい男がいる2013-03-03

 ≪- Видете, сударь, нам такие дела несподручны, - медленно промолвил старик, - суды пойдут, адвокаты, сущая беда! А если хотите, тут есть один человек, вот к нему обратитесь...
- Боже мой, кто это!.. вы воскрешаете меня, Кузьма Кузьмич, - залепетал вдруг Митя.
- Не здешний он, этот человек, да и здесь его теперь не находится. Он по крестьянству, лесом торгует, прозвищем Лягавый.≫

<試訳> 「お分かりですかな、左様な仕事は私共に向きませんのでな」 ゆっくりと老人は言った。 「やれ裁判だの弁護士だのと、全く厄介な事で! しかし、もしお望みならふさわしい男がいるので、彼の所へ話を持ちかけては・・・」
「ああ何と!誰なんです!・・・ あなたは私を生き返らせてくれました、サムソーノフ殿」 急にミーチャはもつれながら言った。
「ここの者ではないもので、この男は、この町に今はおらんのです。農民の出の、山林を売買しているレガービィ(猟犬)と綽名されてる男ですよ」

・ 申し出を拒否されて絶望的だったドミートリィはサムソーノフの持ちだした話に息を吹き返します。またもや彼の勢いにまかせた行動が始まりそうです。

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