なんという絶望だ2013-04-23

 ≪Его мог побороть встречный ребёнок, до того он вдруг обессилел душой и телом. Кое-как он однако из лесу выбрался: предстали вдруг сжатые обнажёные поля на необозремом пространстве: "Какое отчаяние, какая смерть кругом!" повтоял он, всё шагая вперёд и вперёд.≫

<試訳> 幼子が向かってきてもミーチャを打ち負かしたかも知れない、それ程に彼は心身ともに急に力が抜けてしまったのだ。それでもやっとの事で彼は森を抜け出した。突然、はるか彼方まで開けた刈り入れが終わった剥き出しの畑が現れた。“ 何という絶望だ、あたり一面何と破滅に満ちているんだ!” 終始前へ前へと歩を進めながら彼は繰り返すのだった。

・ どこへ向かっているのか意識する余裕もなくドミートリィはひたすら歩き続けます。あえて破滅への道を急いでいるようにさえ感じます。彼に心安らぐ時が来る事を望むのは無理なのでしょうか。