もうおやめなさい!2014-04-07

 ≪- Как, двести уж проиграл? Так ещё двести! Всё двести на пе! - И выхватив из кармана деньги, Митя бросил было двести рублей на даму, как вдруг Калгатов накрыл её рукой:
- Довольно! - крикнул он своим звонким голосом.
- Что вы это? - уставился на него Митя.
- Довольно, не хочу! Не будете больше играть.
- Почему?
- А потому. Плюньте и уйдите, вот почему. Не дам больше играть!≫

<試訳> 「何だって、もう200も負けてる? そんならもう200だ! 200を全部倍賭け!」 そしてポケットから金をつかみ出して、ミーチャが200ルーブルをクイーンに投げ出そうとすると、突然カルガーノフがそのカードを手で覆った。
「もうおやめなさい!」彼は持ち前のかん高い声で叫んだ。
「何の真似だい?」 ミーチャが彼を見据えた。
「もうたくさん、いやなんです! これ以上はやらないで下さい」
「どうしてだい?」
「わけならありますよ。唾をひっかけて立ち去っておしまいなさい、お分りですか。もうこれ以上はさせませんよ!」

・ 憑かれた様に賭けにのめり込むミーチャをカルガーノフが諌めます。軽薄そうに見えていた彼ですが、この毅然とした振舞いには存在感があります。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
この小説が書かれた国の名をカタカナ3文字でご記入下さい。

コメント:

トラックバック