むせび泣いていた2014-06-03

 ≪- Кончим, кончим.
- Помилуйте, ничего-с. Даже сколько угодно-с...
"Что с ним?" мельком подумал Митя и вбежал в комнату, где плясали девки. Но её там не было. В голубой комнате тоже не было; один лишь Клганов дремал на диване. Митя глянул за занавесы - она была там. Она сидела в углу, на сундуке, и, склонившись с руками и головой на подле стоявшую кровать, горько плакала, изо всех сил крепясь и скрадывая голос, чтобы не услышали.≫

<試訳> 「終わりにしよう、お開きだ」
「とんでもありません、構わんのです。何時まででもよろしいんでして・・・」
“ どうしたんだ、この男?” ちらとミーチャは考えてから、娘達が踊っている部屋の中へ駆け込んだ。だが、そこにグルーシェンカはいなかった。空色の部屋にも見当たらず、カルガーノフがソファーにまどろんでいるだけだった。ミーチャはカーテンの後を覗いた ― 彼女はそこにいたのだ。彼女は隅の衣装箱に腰かけていた。そして、傍にあるベッドに両手と顔を伏せ、人に聞かれぬように必死にこらえて声を押し殺し、むせび泣いていた。

( 1500回目になりました。ありがとうございます。
この間の現実の出来事と、その時翻訳していた場面が重なり、作中人物と一緒に歩んでいるような妙な感覚です。いつも悪戦苦闘、原作の深さ重さに引かれるように積み重ねてきました。
ご覧いただいている嬉しさを感じながら、今日から真新しい辞書を繰ってまた歩き出します。今後もカラマーゾフ兄弟にお付き合い下さい。 mir )