怖ろしい光景を見た2014-09-07

 ≪Но Марфа Игнатьевна не унималась и всё кричала и вдруг, завидев, что у барина отворён о окно и в окне свет, побежала к нему и начала звать Фёдора Павловича. Но, заглянув в окно, увидала страшное зрелище: барин лежал навзничь на полу, без двизения. Светлый халат и белая рубашка на груди были залиты кровью.≫ 

<試訳> だが、マルファは静まらずに叫び続けていたが、ふと、主人の部屋の窓が開いていて灯りがついているのを見ると、そちらへ駆け寄ってフョードルの名を呼び始めた。けれども窓の中を覗いて恐ろしい光景を見た。主人が仰向けに床に横たわり身動きもしないのだった。明るい色の部屋着と白いシャツの胸のところが血に染まっていた。

・ 夫の状況に気を動転させたマルファは、さらに大きな衝撃を受けます。あまりにも気の毒で同情せずにいられません。

コメント

_ 慎之介 ― 2014-09-07 12:49

いよいよ始まりです。ドミートリィーを犯人とすべく言動が吹きだしてくるのですね。マルファの衝撃の大きさは大変なものだったでしょう。でも、変なものです、戦争による殺人とそれ以外の殺人にどれだけの違いがあるのでしょう。特に現代のそれは、並外れた残虐性があると思いますから。

_ mir→慎之介さん ― 2014-09-08 10:35

この瞬間にも戦闘で夥しい数の殺人が進行していますね。人間の尊厳を守り自滅への道を避けるには “ 武器よさらば ” しかないと思うのですが。

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