決心した経緯2015-02-06

 ≪- Да я вовсе тогда и не заметил, что я в крови! - ответил Митя.
- Это они правдоподобно, это так и бывает, - переглянулся прокуроро с Николаем Парфеновичем.
- Именно не заметил, это вы прекрасно, прокурор, - одобрил вдруг и Митя. Но далее пошла история внезапного решения Мити "устраниться" и "пропустить счастливых мимо себя". И он уже никак не мог, как давеча, решиться вновь разоблачать своё сердце и рассказывать про "царицу души своей".≫

<試訳> 「その時は血まみれだとは全く気づかなかったんです!」 ミーチャが答えた。
「ありそうな事です、そのような事はよくありますからね」 と、検事はニコライ予審判事と顔を見合わせた。
「本当に気づかなかったんです、良く分かりますね検事さん」 急いでミーチャも同意した。やがて話は進み、ミーチャが “ 身を引いて ” 、“ 幸せな二人に道を譲ろう ” と突然決心した経緯にさしかかった。しかし彼はもはや、どうしてもさっきまでのように、再び自分の心のうちをさらけ出して “ 心の女王 ” について語る気にはなれなかった。

・ ドミートリィは感情を波立たせながらも、正直に事実を述べています。欺かないのが彼の特質だと思います。それだけに実はカテリーナに対する負い目が重いのです。

コメント

_ 慎之介 ― 2015-02-06 11:27

カテリーナに対する負い目ってなんでしたっけ。

_ mir→慎之介さん ― 2015-02-07 09:33

彼女と婚約していながら裏切っている事、そして親戚に届けるように彼女が預けた3千ルーブルを横領した事です。卑劣漢にはなりたくないと思いながら自制できない振舞いが自身を苦しめるのです。

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