本質的な問題に2015-07-07

 ≪Николай Парфенович, хоть и внёс в протокол, но проявил при сем неприятном случае самую похвальную деловитость и умение распорядиться: после строгого внушения Мите он сам тотчас же прекратил всё дальнейшие пасспросы касательно романической стороны дела и поскорее перешел к существенному.≫

<試訳> ニコライ予審判事は、調書に書き入れはしたが、この不愉快な場面に際して、きわめて称賛すべき実務能力と手腕を発揮した。つまり、ミーチャを強く諭したあと、すぐに彼自身もそれ以上は事件のロマンスに触れるような質問を全て打ち切り、急いで本質的な問題に移ったのだ。

・ グルーシェンカに関する紳士の供述に感情を荒げたドミートリィを判事がたしなめます。紳士と関係ある本質的な問題と言えば、あとはやり取りした金についてです。

コメント

_ 慎之介 ― 2015-07-07 16:59

昨日は、あーどんな展開に?と心配になりましたが。ホッとしました。
本質は、父親に関するはずですから。

_ mir→慎之介さん ― 2015-07-07 21:29

確かにポーランド紳士との感情的な問題は事件と直接的な関係がありませんね。事件の現場の事や、スメルジャコフの状態、グリゴーリィ夫妻、ペルホーチンの供述などまだまだ調べなければならない事は山ほどあるのです。

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