感傷的な事を2015-11-02

 ≪- Доктора, и вся медицинская сволочь говоря вообще, и уж разумеется в частности. Я отрицаю медицину. Бесполезное учреждение. Я впрочем всё это исследую. Что это у вас там за сентиментальности однако завелись? Вы там всем классом, кажется, пребываете?
- Не всем, а так человек десять наших ходят туда, всегда, всякий день. Это ничего.
- Удивляет меня во всем этом роль Алексея Карамазова: брата его завтра или после завтра судят за такое преступление, а у него столько времени на сентиментальничанье с мальчиками!≫

<試訳> 「医者達さ、それに一般的に言ってあらゆる医療の悪党どもだよ、しかも個別に見たってそうだ。僕は医療を認めない。役に立たない制度だよ。とは言ったけど、その事を僕はさらに研究するつもりでいるんだ。ところで、君らはどうしてあそこで感傷的な事をやり出したんだ? クラスの皆がいるんだろう?」
「全員というわけじゃなく、毎日10人ほどがそこに行ってるの。それはどうってことないよ」
「不可解なのはアレクセイ・カラマーゾフが演じてる役割だよ。兄さんが明日か明後日にはあのような罪で裁かれるというのに、子供達と感傷的な真似をしている暇がよくあるもんだ!」

・ コーリャは2才年下の小学生を相手に、まるで大人のような口ぶりです。作者は重い癲癇の持病に苦しんだそうなので、医療の無力さを思い知って、それがコーリャの言葉となったのかも知れません。
この時点はコーリャの言葉からすると、ドミートリィの公判の直前なのです。

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