気がかりになり出した2016-03-10

 ≪Он уже успел вполне войти в тон, хотя впрочем был и в некотором беспокойстве: он чувствовал, что находится в большом возбуждении и что о гусе, например, рассказал слишком уж от всего сердца, а между тем Алёша молчал всё время рассказа и был серьёзен, и вот самолюбивому мальчику мало-по-малу начало уже скрести по сердцу: "не оттого ли де он молчит, что меня презирает, думая, что я его похвалы ищу? В таком случае, если он осмеливается это думать, то я..."≫

<試訳> コーリャはもうすっかり調子づいていたが、それでも何かしら不安な心持だった。つまり、自分がすごい興奮状態で、例えば鵞鳥についてあまりに夢中に喋り過ぎ、それなのに話している間じゅうずっとアリョーシャが沈黙してしていて深刻そうだったのを感じていたので、自尊心の強い少年はだんだんと気がかりになり出した。“ あの人が黙っているのは、僕があの人の賞賛を求めてると思って軽蔑してるんじゃないだろうか? もしそんな事を考えていようものなら、その場合、僕は・・・”

・ コーリャはアリョーシャの沈黙を気にします。尊敬の気持と同時に、対抗意識や認められたい気持もあるようです。

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