わざと妬いてるのよ2016-06-07

 ≪А Митя-то как вскочит с ругательствами... Так вот нет же, пошлю панам пирогав! Феня, что они там девчонку эту прислали? Вот, отдай ей три рубля, да с десяток пирожков в бумагу им уверни и вели снести, а ты, Алёша, непременно расскажи Мите, что я им пирогов послала.
- Ни за что не расскажу, - проговорил улыбнувшись Алёша.
- Эх, ты думаешь, что он мучается; ведь он-то нарочно приревновал, а ему самому всё равно, - горько проговорила Грушенька.≫

<試訳> 「ところがミーチャときたらいきなり飛び上がって罵しりわめくのよ・・・。いいわそんならポーランド人にピロシキを届けてやるわ! フェーニャ、この手紙は女の子に持たせてよこしたの? それじゃその子に3ルーブルやって、それにピロシキを10個ほど紙に包んで、一緒に持たせてやるのよ。それでね、アリョーシャ、私があの人達にピロシキを届けてやったって、ミーチャに是非とも話してね」
「決して話しやしませんよ」 苦笑してアリョーシャが言った。
「まあ、あの人が苦しむと思ってるのね。でもね、あの人なんかわざと妬いてるのよ、あの人にとっちゃどうって事もないんだわ」 グルーシェンカが辛そうに言った。

・ グルーシェンカがドミートリィの嫉妬の激しさに憤慨して、逆にいっそう苛立てるような事をしてやり返そうとするのです。公判を控えているのに、二人の関係は険しいものになるばかりです。

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