僕の金なんだ2017-01-07

 ≪Брата он нашёл тогда в беспокойстве, в болезненном волнении. Митя был многоречив, но рассеян и раскидчив, говорил очень резко, обвинял Смердфкова и страшно путался. Более всего говорил всё про те же три тысяч, которые "украл" у него покойник. "Деньги мои, они были мои, - твердил Митя; - если б я даже украл их, то был бы прав".≫

<試訳> イワンがその時見たのは不安と病的な興奮にとらわれた兄だった。ミーチャは饒舌だったが、放心していて散漫だった。ひどく辛辣な喋り方でスメルジャコフの罪を責め立てては、恐ろしく支離滅裂になった。何よりものべつ喋ったのは、死んだ父親が彼から “ くすねた ” という例の3千ルーブルについてだった。“ 僕の金だ、それは僕の金なんだ ” ミーチャは繰り返した。“ だからもし僕がそれを盗んだとしても、それは正当だ ”。

・ 落ち着きなく興奮して喋りまくるドミートリィの様子が想像されます。3千ルーブルの話は、かえって犯行を思わせるばかりです。聞かされるイワンは苦々しい気持でしょう。

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