歓喜のようなものが2017-07-15

 ≪"Это что-то физическое", подумал он усмехнувшись. Какая-то словно радость сошла теперь в его душу. Он почувствовал в себе какую-то бесконечную твёрдость: конец колебаниям его, столь ужасно его муившим всё последнее время! Решение было взято "и уже не изменится", со счастьем подумал он.≫

<試訳> “ これはどうも身体的なものだな ” 彼は苦笑しながら思った。なぜか歓喜のようなものが、この時彼の心に湧き起こった。何かしらこの上なく揺るぎない意志を内に感じたのだ。このところのあれほど絶えず苦しんでいた逡巡が終わる! 心は決まったし、“ しかも、もう変わる事はない ” 幸せな気分で彼はそう思った。

・ イワンが外に出て足元がおぼつかないのは、吹雪のせいだけではなく、心身の不調に疲労が重なったからでしょう。それでも事実が明確になり、疑心暗鬼だった日々から解放された嬉しさがこみあげます。
吹き付ける吹雪の中を、襟を立ててよろけながらも、笑みを浮かべて進む彼の姿が映し出されるようです。