夜会に急いでいたんだ2017-09-02

 ≪- У тебя расстроены нервы, - заметил дентльмен с развязно-небрежным, но совершенно дружелюбным однако видом, - ты сердишься на меня даже за то, что я мог простудиться, а между тем произошло оно самым естественным образом. Я тогда поспешал на один дипломатический вечер к одной высшей петербургской даме, которая метила в министры.≫

<試訳> 「君は神経がやられているんだよ」 なれなれしい横柄な口調で紳士は指摘したが、それでも様子はいたって親しそうだった。「僕でも風邪をひける事を、君は怒ってるんだな。だけど、それは極めて自然な形で起こったんだよ。僕はその時、大臣夫人の地位を狙っているペテルブルグのさる貴婦人が催した外交官の夜会に急いでいたんだ」

・ ペテルブルグの夜会に話題が変わるようです。急に話が飛んでも、紳士はこの世のどこへでも出没できる存在なのだからと、いつの間にか納得し、あまり不自然さを感じません。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
この小説が書かれた国の名をカタカナ3文字でご記入下さい。

コメント:

トラックバック