テーブルの上に遺書が2017-11-17

 ≪Она была как помешанная, передавал Алёша, и вся дрожала как лист. Когда же Алёша прибежал вместе с ней в их избу, то застал Смердякова всё ещё висевшим. На столе лежала записка: "Истребляю свою жизнь своею собственною волей и охотой, чтобы никого не винить".≫

<試訳> マリアは気がふれたようで、全身を木の葉のように震わせていた、とアリョーシャは伝えた。アリョーシャが彼女と一緒にスメルジャコフの小屋に駆けつけた時、彼はまだぶら下がった状態で見つかった。テーブルの上に遺書がのっていて、“ 誰にも責任を負わせないように、自らの意志で進んで我が命を滅ぼす ” とあった。

・ 今思うと、イワンに犯行の経緯を全て明かし終え、盗んだ金を渡した時点で、何かあきらめた様子が見えました。もし遺書にフョードル殺害の告白が書かれていれば決定的証拠となるでしょうが、これでは裁判にどう影響するのか、今はまだ分かりません。