百姓娘のようなものですよ2018-07-07

 ≪И с этим словом, не дожидаясь позволения, вдруг сам повернулся и пошёл было из залы. Но, пройдя шага четыре, остановился, как бы что-то вдруг обдумав, тихо усмехрулся и воротился опять на прежнее место.
- Я, ваше превосходительство, как та крестьянская девка... знаете, как это: "захоцу - вскоцу, захоцу - не вскоцу".≫

<試訳> そしてこの言葉と共に、許可も得ずにふいに自分で向きを変えて法廷から出て行こうとした。しかし、4歩ほど進んで、何かを考え込むかように立ち止まって静かに薄笑いを浮かべて、また前の場所に戻ったのだ。
「裁判長閣下、私はあの百姓娘のようなものですよ… ご存じでしょう、こんなのを ― “ 気が向きゃ乗っかるし、でなけりゃ乗っかりゃせん ”」

・ イワンが勝手な行動を取り、さらに奇妙な話を始めます。多くの人が彼の変調を感じて見入っている様子が想像されます。
娘が敷いたスカートの上に乗って立つと結婚の承諾を意味する、という風習があるのです。決断を迫られているけれど、この田舎娘のように自分の好きなようにするぞ、と言っているようです。

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