親友になれて光栄ですわ2018-08-07

 ≪Я имею честь быть его единственным другом! - воскликнула она вдруг, точно как бы с каким-то вызовом, засверкав глазами. - Он ходил к Смердякову два раза. Однажды он пришёл ко мне и говорит: если убил не брат, а Смердяков (потому что эту басню пустили здесь всё, что убил Смердяков), то может быть виновен и я, потому что Смердяков знал, что я не люблю отца и может быть думал, что я желаю смерти отца.≫

<試訳> 「私はイワンの無二の親友になれて光栄ですわ!」 目を輝かせ、まるで何か挑戦するかのように突然カテリーナが叫んだ。「あの方は二度スメルジャコフを訪れました。一度など、私の所にやって来られて “ もし兄が殺したのでなくスメルジャコフだとすると、( と言うのも、町でスメルジャコフが殺したという作り話が流されていたからです ) 僕も罪があるかも知れない。スメルジャコフは僕が父を愛していないのを知っていたし、父の死を願っていると考えたかも知れないからな ” と話されたことがあります。

・ カテリーナはイワンに対して好意的で、親しく話し合っていた事を強調します。スメルジャコフ犯行説に関連して、イワンが悩んでいた事も伝えますが、その経緯は事実です。しかし、スメルジャコフの犯行を確信し、兄の無実を知ったのは最後の三度目の訪問、つまり出廷前夜なのですから、カテリーナは知らないのです。

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