然るべき時でもあった2018-08-10

 ≪Но Катя именно была в своём характере и в своей минуте. Это была та же самая стремительная Катя, которая кинулась тогда к молодому развратнику, чтобы спасти отца; та же самя Катя , которая давеча, пред всею этою публикой, гордая и целомудренная, принесла себя и девичий стыд свой, в жёртву, рассказав про "благородный поступок Мити", чтобы только лишь сколько-нибудь смягчить ожидавшую его участь.≫

<試訳> けれどもカーチャはまさにそれを押し通す性格であり、然るべき時でもあった。それはあの時、父を救うために若い放蕩者の所へ飛んで行った、あのひたむきなカーチャそのものだった。先ほど、この法廷の傍聴者全員の前で、ミーチャの運命を多少とも軽減するために“ ミーチャの気高い行為 ” を語って、自分の娘らしい恥じらいをも犠牲にした、誇り高く清純なカーチャなのだった。

・ カテリーナを通して人間の心理の複雑さを考えさせられます。彼女はドミートリィに対する態度を突然変えて、攻撃的で憎悪に満ちた全く反対の事を言い出しました。イワンが自分に罪があると言い出し、変調をきたして連れ出されたのがきっかけのようです。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
この小説が書かれた国の名をカタカナ3文字でご記入下さい。

コメント:

トラックバック