はるかに軽い刑で済むだろう2019-01-08

 ≪Так ведь тот, лежачий-то мог рассердиться, и из-за одного только самосохранения поскорее объявить правду истинную: оба дескать участвовали, только я не убивал, а лишь дозволил, от страху. Ведь он же, Смердяков, мог понять, что суд тотчас бы различил степень его виновности, а стало быть мог и рассчитать, что если его и накажут, то несравненно ничтожнее, чем того, главного убийцу, желающего всё свалить на него.≫

<試訳> それなら寝ていた男としては、自分を守るためだけからも、急いで正確な真実を打ち明けるではありませんか。つまり二人は関りはしたけれど、自分は殺さなかったし、ただ恐ろしさから受け入れただけだと。なにしろスメルジャコフとしては、裁判ですぐにも罪の度合いが判断されるに違いないと分かっていて、たとえ罰せられるとしても、自分に対して全ての罪を被せようとし望んでいる主犯格の男より、はるかに軽い刑で済むだろうと見込めるはずです。

・ 検事は事実ではなく、あくまで自分の仮定した状況の否定のために推論を進めるので冗長です。あらゆるケースを想定して検討し尽くした事を印象づけます。

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