また反論しようって気なの ― 2019-09-04
≪Сам оратор был искренно растроган. И вот в такую-то минуту и понялся ещё раз "обменяться возражениями" наш Ипполит Кириллович. Его завидели с ненавистью: "Как? Что это? Это он-то смеет ещё возражить?" - залепетали дамы. Но если бы даже залепетали дамы целого мира, и в их главе сама прокуроша, супруга Ипполита Кирилловича, то и тогда бы его нельзя удержать в это мгновение.≫
<試訳> 弁士自身が心から感動していた。そしてまさにそんな折に、再度 “ 反論を交わそう ” とイッポリート検事が立ち上がったのだ。彼は憎悪の目で見られた。“ どういう事? 何て事かしら? この上また反論しようって気なの、あの人?”、婦人達は囁いた。しかし、たとえ全世界の婦人達が不平をもらしたとしても、そしてその先頭に当のイッポリート検事の妻、検事夫人がいたとしても、その瞬間に彼を押しとどめる事はできなかっただろう。
・ 廷内がすっかり弁護側のホームグラウンドのような状況になり、異議を唱えようと立ち上がる検事に非難の視線が送られるのです。弁護士のスピーチの感動がさめやらない中でも、反論せずにいられない検事の意地です。
<試訳> 弁士自身が心から感動していた。そしてまさにそんな折に、再度 “ 反論を交わそう ” とイッポリート検事が立ち上がったのだ。彼は憎悪の目で見られた。“ どういう事? 何て事かしら? この上また反論しようって気なの、あの人?”、婦人達は囁いた。しかし、たとえ全世界の婦人達が不平をもらしたとしても、そしてその先頭に当のイッポリート検事の妻、検事夫人がいたとしても、その瞬間に彼を押しとどめる事はできなかっただろう。
・ 廷内がすっかり弁護側のホームグラウンドのような状況になり、異議を唱えようと立ち上がる検事に非難の視線が送られるのです。弁護士のスピーチの感動がさめやらない中でも、反論せずにいられない検事の意地です。
コメント
_ 慎之介 ― 2019-09-04 12:31
_ mir→慎之介さん ― 2019-09-05 06:49
同じような奇異な感じを持ちました。制度上で反論が認められるなら、双方いつまでも延長戦になるでしょう。かと言って一方だけ認めるのは不公平、裁判長の指揮が問われます。
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双方の最終弁論だと思うのに、、、、、。どうなるのでしょうか?