そこ以外行くところがあるもんか2019-09-30

 ≪В третьей группе.
- А ведь Митеньку-то, пожалуй, и оправдают.
- Чего доброго, завтра весь "Столичный город" разнесёт, десять дней пьянствовать будет.
- Эх ведь чёрт!
- Да чёрт-то чёрт, без черта не обошлось, где ж ему и быть, как не тут.
- Господа, положим, красноречие. Но ведь нельзя же и отцам ломать головы безменами. Иначе до чего же дойдём?≫

<試訳> 第三のグループでは、
「でも、ミーチャは多分、無罪になるだろうな」
「ひょっとすると明日は “ 都 ”が吹っ飛ぶほど騒いで、十日間というもの飲み明かすだろうよ」
「えい、畜生め!」
「全く畜生は畜生だが、あの畜生がいなけりゃ始まらんからな、あいつにそこ以外行くところがあるもんか」
「皆さん、たとえ雄弁であるとしてもね。それにしても父親の頭を竿秤で叩き割るってのはいけませんでしょう。でなけりゃ末はどんな事になるやら?」

・ このグループは飲み仲間の様です。 “ 都 ” はドミートリィの行きつけの居酒屋で、彼が無罪となって釈放されると早速放蕩が始まるだろうと、常連たちが噂し合っています。彼の居酒屋での素行は以前から知れ渡っていて、酔って犯行を公然と口にしていたのも、問題の手紙を書いたのもここです。

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