僕には苦難に向かう能力がない2019-12-06

 ≪- Сказала, что придёт, но не знаю сегодня ли. Трудно ведь её! - робко посмотрел на брата Алёша.
- Ну ещё бы же нет, ещё бы не трудно! Алёша, я на этом с ума сойду. Груша на меня всё смотрит. Понимает. Боже, господи, смири меня: чего требую? Катю требую! Смыслю ли, чего требую? Безудерж Карамаховский, нечестивый! Нет, к страданию я не способен! Подлец и всё сказано!≫

<試訳> 「来るとは言っていましたが、今日なのかは分かりません。あの人も苦しいんです!」 アリョーシャが兄をおずおずと見つめた。
「当然だよ、苦しくなくてどうする! アリョーシャ、それを思うと僕はどうかしてしまいそうだ。グルーシェンカが僕をいつも見張っているよ。分かっているのさ。ああ、神よ、鎮めてくれたまえ。僕は何を求めていると思う? カーチャなんだ! 自分が何を求めているのか分かっているのか? 神を恐れぬカラマーゾフの自制のなさだな! 駄目だ、僕には苦難に向かう能力がない! 卑劣漢さ、それに尽きる!」

・ グルーシェンカとの逃避行を得意げに話していた矢先、唐突にカテリーナを求める気持ちや、弱音を叫び出すドミートリィです。自分以外の人達の人生をも翻弄しかねません。エピローグに入ってからも波乱を含んだ展開です。