私らの石の傍に2020-01-02

 ≪- Не хочу в ограде хоронить! - возопил вдруг Снегирёв, - у камня похороню, у нашего камшка! Так Илюша велел. Не дам нести!
Он и прежде, всё три дня говорил, что похоронит у камня; но вступились Ашёша. Красоткин, квартирная хозяйка, сестра её, все мальчики.≫

<試訳> 「境内には埋葬したくない!」 だしぬけに大声でスネギリョフが叫び出した。「石の傍に埋葬するんだ、私らの石の傍に! そうするようにイリューシャが言いつけた。墓地に運ばせやしない!」
彼は三日も前から、ずっと石の傍に葬ると言い続けていた。けれども、アリョーシャや、コーリャや、家主の女主人とその妹も、少年達全員もそれに口をはさんでいた。

・ 町はずれに大きな石があって、その傍がスネギリョフ父子が夢を語り合った思いでの場所なのです。息子の希望をかなえてやりたい親心ですが、それは許されないのです。父親を納得させるのが難題です。

コメント

_ 慎之介 ― 2020-01-02 09:12

埋葬に関し、父親のきもちがよくわかります。動物ならほとんど問題なく関わった者の思い通りになります。戦場を思ったらいい、自然災害の現場を思ったらいい。信仰心の篤いと思われる人でさえ埋葬に関し、人の歴史を忘れ重大視していると、この頃はより強く思います。自分が近づいているからか、、、、、、、、、。

_ mir→慎之介さん ― 2020-01-03 10:36

息子の気持ちを叶えたいのは理解できますね。当時の宗教的な死生観の強い影響がありますし、誰であれ町の中で望む所への埋葬は許されないのでしょう。近頃は宗教にとらわれない多様な埋葬の形が少しずつ認められつつあり、良い事だと思います。

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