澄み切った静かな午後2020-01-06

 ≪Алёша, выходя из дому, обратился было к квартирной хозяйке с просьбой присмотреть за оставшимися, но та и договорить не дала:
- Знамо дело, при них буду, христиане и мы тоже.
Старуха, говоря это, плакала. Нести до церкви было не далеко, шагов триста, не более. День стал ясный, тихий; морозило, но не много.≫

<試訳> アリョーシャは家から出がけに家主の女主人に、残る人達を見守るよう頼もうとしかけたが、当人は最後まで言わせなかった。
「分かっておりますよ、あの方々についていてあげます、私もキリスト教徒ですからね」
老婦人はそう言いながら涙するのだった。教会まで運ぶのはそれほど遠くはなく、せいぜい三百歩ほどだった。澄み切った静かな午後になり、寒さが強まってきたが大したことはなかった。

・ 父、母、そして姉それぞれの悲哀の表現と、少年達や家主の老婦人など善意の人達の愛情が心に沁みます。イリューシャの死は悲劇的ですが、やがてそれは徐々に清らかな思い出に変容していくような気がします。