花を待っている2020-01-23

 ≪- Цветы-то вы испортите, - проговорил и Алёша, - "мамочка" ждёт их. Она сидит - плачет, что вы давеча ей не дали цветов от Илюшечки. Там постелька Илюшина ещё лежит...
- Да, да, к мамочке! - вспомнил вдруг опять Снегирёв, - постельку уберут, уберут! - прибавил он как бы в испуге, что и в самом деле уберут, вскочил и опять побежал домой.≫

<試訳> 「花を駄目にしちゃいますよ」 アリョーシャも話しかけた。「“ 母さん ” が花を待っているでしょう。先ほどイリューシャから花を取ってあげなかったので泣いていますよ。お宅にはまだイリューシャの寝床が置かれていますし…」
「そう、そうだ、母さんの所に行かなくちゃ!」 突然スネギリョフがまた思い出した。「寝床を片付けられる、片付けられてしまう!」 彼は本当に片付けられるのを恐れるかのように大仰に言って、跳ね起きると、また家へと駆け出した。

・ すっかり悲しみに押しつぶされて判断力を失ったスネギリョフに、アリョーシャが優しく声掛けて、妻の気持ちやイリューシャの寝床を思い出させます。悲しみのあまりしばらく我を失うのは、誰にでもあり得るでしょう。今はそっと見守るしかありません。