この世の全てを捧げても2020-01-27

 ≪- Да, нельзя, это ужасно, - подтвердил Коля. - Знаете, Карамазов, - понизил он вдруг голос, чтобы никто не услышал: мне очень грустно и если бы только можно было его воскресить, то я бы отдал всё на свете!
- Ах, и я тоже, - сказал Алёша.
- Как вы думаете, Карамазов, приходить нам сюда сегодня вечером? Ведь он напьётся.≫

<試訳> 「そう、慰められませんね、悲惨です」 コーリャが認めた。「ねえカラマーゾフさん」 誰かに聞かれないように、彼は急に声をひそめた。「僕はとても悲しいんです。もしあいつを蘇らせられるなら、この世の全てを捧げてもいいほどです!」
「ああ、僕も同じ思いですよ」 アリョーシャが言った。
「どうでしょうカラマーゾフさん、僕達、今晩ここに来たほうがいいですか? だってあの方はとことん飲むでしょうからね」

・ 生前イリューシャはコーリャをとても尊敬し慕っていました。二人には曲折があって、行き違いもありました。けれども、行方知れずになったイリューシャの愛犬を、コーリャが探し出して密かに飼い、芸を仕込んでから病床に連れて来て大喜びさせたのはついこの間です。彼なりの友情の表わし方でした。