この町をあとにします2020-02-01

 ≪- Господа, мы скоро расстанемся. Я теперь пока несколько времени с двумя братьями, из которых один пойдёт в ссылку, а другой лежит при смерти. Но скоро я здешний город покину, может быть очень на долго. Вот мы и расстанемся, господа. Согласимся же здесь, у Илюшина камушка, что не будем никогда забывать - во-первых Илюшечку, а во-вторых друг о друге.≫

<試訳> 「皆さん、僕達はまもなくお別れします。僕は今しばらくは二人の兄と一緒にいます。その一人は流刑地に行くし、もう一人は死の床についています。でも、もうすぐ僕はこの町をあとにします、多分永いこと帰らないと思います。だから、皆さん、お別れしなければなりません。ここ、イリューシャの石の傍で、決して忘れないと約束しましょう、第一にイリューシャを、第二にお互いの事を。

・ “ イリューシャの石 ” が追憶と友情の象徴になっています。アリョーシャの心からの話を、少年達は耳を澄まして聞き入っているでしょう。聖書の山上の垂訓のイメージが二重写しになって浮かびます。作者にもあるいはその意図があったのでは,
と密かに思います。

コメント

_ 慎之介 ― 2020-02-01 09:27

山上の垂訓、国語の読解力のテストにでてきそうです。作者はどんな思いでこの場面を描いたのでしょうか、なんてね。読書を沢山した人ならやはりそのように考える事でしょう。聖書を一冊読むまでもありませんし。
人は約束をするとき、相手が多いほど記念になりそうな場所を選びますもの。

_ mir→慎之介さん ― 2020-02-02 09:34

作者が流刑された獄舎で聖書を繰り返し読んでいた事実から、あるいはと山上の垂訓を連想しました。
アリョーシャが皆の前でこのように長い話した事はありません。作者は彼が主人公だと冒頭で書いていますから、続編でこの町を離れた後のアリョーシャが活躍する物語を構想していたはずです。その後の彼や成長した少年達の姿を読めないのがとても残念です。

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