悪事を我慢させるかも知れない2020-02-09

 ≪Мало того, может быть именно это воспоминание одно его от великого зла удержит, и он одумается и скажет: "Да, я был тогда добр, смел и честен". Пусть и усмехнётся про себя это ничего, человек часто смеётся над добрым и хорошим; это лишь от легкомыслия; но уверяю вас, господа, что как усмехнётся, так тотчас же в сердце скажет: "Нет, это я дурно сделал, что усмехнулся, потому что над этим нельзя смеяться!"≫

<試訳> そればかりではなく、この思い出一つが大きな悪事を我慢させるかも知れません。そして思いとどまって、“ そうだ、僕はあの時、善良で勇敢で誠実だったんだ ” と言うかも知れないのです。ひそかに苦笑いしてもかまいません、人は善良で立派なものをよく笑うもので、それは軽薄さによるのです。でも僕は断言しますが、皆さん、たとえ笑ってもすぐに “ いや、笑うなんて善くない、こういう事を笑ってはいけないんだから!” と心の中で言うはずです。

・ 悪を為そうとする自分を引き止めるのは、誠実だった頃の思い出だとする考えです。アリョーシャは信仰や規範を持ち出さずに、少年達の今あるがままの純粋さや友情を記憶に刻ませたいのでしょう。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
この小説が書かれた国の名をカタカナ3文字でご記入下さい。

コメント:

トラックバック