自ら耕し種を蒔き刈り入れた2020-02-29

 ≪Я не оставлял в покое ни одного клочка земли, я сгонял всех музиков и баб из соседних деревень, работа у меня тут кипела неистовая; я сам тоже пахал, сеял, косил и при этом скучал и брезгливо морщился, как деревенская кошка, которая с голоду ест на огороде огурцы; тело моё болело, и я спал на ходу. В первое время мне казалось, что эту раборчую жизнь я могу легко помирить со своими культурными привычками; для этого стоит только, думал я, держаться в жизни известного внешнего прядка.≫

<試訳> 私は僅かな土地も手つかずにしてはおかず、隣村から農夫やおかみさん達を残らず駆り出したので、私の農地では作業が沸き立っていました。私も自ら耕し、種を蒔き、刈り入れをしたのですが、そうしている時も、どうも侘しい厭な気分で顔をしかめたものです。それはまるで空腹のあまり野菜畑でキュウリを食べる、村の猫のようなものです。身体は痛く、歩きながら眠るほどでした。最初のうち私は、この労働の生活が自分の文化的な習慣と容易に調和できると思っていました。そのためには、生活の表面的な一定の秩序を保てばいいだけだと考えていたのです。

・ 主人公はがむしゃらに慣れない農作業に打ち込みながら、満たされないものを感じています。自分が本当にしたい事と異なるので、何か充足感が得られないのです。

コメント

_ ひまわり ― 2020-02-29 08:54

空しい気持ちわかります。しかし、若さがあるのだから、やりたいこともあるようなのだから、農地は小作人に任せ、自分のやりたいことで踏ん張り借金返済をすべきだと思いますよ。やりたくないことをやってると、心身ともに崩れ落ちてしまいますよ。気づいて欲しい。

_ mir→ひまわりさん ― 2020-03-01 07:02

自分でやらなければ気が済まない性分のようですが、それで潰れてしまっては元も子もないですね。農奴解放の後で、農村経営が難しくなってきた時代を反映しているかも知れません。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
この小説が書かれた国の名をカタカナ3文字でご記入下さい。

コメント:

トラックバック