一度も出会ったことのない女性2020-03-06

 ≪Тогда она была ещё очень молода, не старше дващати двух лет, и за полгода до того у неё родился первый ребёнок. Дело прошлое, и теперь бы я затруднился определить, что, собственно, в ней было токого необыкновенного, что мне так понравилось в ней, тогда же за обедом для меня всё было неотразимо ясно; я видел женщину молодую, прекрасную, добрую, интеллигентную, обаятельную, женщину, какой я раньше никогда не встречал;≫

<試訳> その頃、彼女はまだとても若く、せいぜい22才ほどで、その半年前に最初の子供が生まれたばかりでした。なにしろ昔の事で、今となっては、実を言うとあの人のどこがそれほど並外れていたのか、何が私をあれほど彼女に惹きつけたのか、はっきり思い出すのが難しいのですが、あの晩の食事の席では、何もかもが私にとって非常に鮮やかな印象でした。私は若くて美しい、親切な、そして知的で魅力的な、かつて一度も出会ったことのない女性を目にしていたのです。

・ アリョーヒンの目に映ったアンナです。魅力があったのでしょうが、若かりし彼が理想化した女性像かも知れません。

コメント

_ ひまわり ― 2020-03-06 08:36

生きていて、一度でもそんな経験を持て、ましてそれを話す機会を得るなんて幸せなアリョーヒンさん。どんな風に話は進むのでしょう。ちょっとおもしろいがっている野次馬です。

_ mir→ひまわりさん ― 2020-03-07 13:46

アリョーシャが “ 良い思い出が一つあれば、それは肯定的に生きる糧になる… ” と少年達に言っていましたね。現実には男性が過去の恋物語をこのように話す事はあまりないと思いますが、とにかく世界中の読者が聞いてくれるのですから、アリョーヒンは幸せかも知れません。まるで自分に向かって話しているような、飾らない語り口に聞き入ってしまいます。

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