いつも開け放しになっている2020-04-08

 ≪Квартирная же хозяйка его, у которой он нанимал эту каморку с обедом и прислугой, помещалась одною лестницей ниже, в отдельной квартире, и каждый раз, при выходе на улицу, ему непременно надо было проходить мимо хозяйкиной кухни, почти всегда настежь отворенной на лестницу. И каждый раз молодой человек, проходя мимо, чувствовал какое-то болезненное и трусливое ощущение, которого стыдился и от которого морщился.≫

<試訳> 食事と小間使い付で借りている彼の部屋の家主の女将は、一階下の別の住居に住んでいて、彼は毎回通りへ出る度に、階段に向かっていつも開け放しになっている女将の台所の近くをどうしても通らなければならなかった。そして毎回青年は傍を通りながら何か病的なびくびくする感覚を味わったが、それが恥ずかしくもあり、顔をしかめるのだった。

・ 青年の神経質そうな性格が垣間見えます。行動がいつもチェックされていると感じるのは厭なものですが、彼が必要以上に過敏なのか、それとも何か負い目があるのでしょう。この階下の家主の家の戸がいつも開け放されている事は何か意味がありそうです。

コメント

_ 伯 ― 2020-04-08 09:05

下宿生活の体験がありますが、こんな気持ちになったことはありません。青年は何かやましいものを持っていますよ。でなきゃ小説にもなりませんからね。

_ mir→伯さん ― 2020-04-08 10:35

他者を必要以上に気にするのは自意識が強いからだと思います。ご指摘のように、知られたくない何かを抱えているのは確かでしょう

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