考えているのさ2020-08-27

 ≪- Э, черта ещё этого недоставало, - бормотал он, скрыпя зубами, - нет, это мне теперь... некстаки... Дура она, - прибавил он громко. - Я сегодня к ней зайду, поговорю.
- Дура-то она дура, такая же, как и я, а ты что, умник, лежишь как мешок, ничего от тебя не видать? Прежде, говоришь, детей учить ходил, а теперь пошло ничего не делаешь?
- Я делаю... - нехотя и сурово проговорил Раскольников.
- Что делаешь?
- Работу...
- Каку работу?
- Дуамю, - серьёзно отвечал он помолчав.≫

<試訳> 「チェッ、そんな事ってあるもんか」 彼は歯軋りしながら呟き、「だめだ、それは僕には今は… まずい時に…。馬鹿なやつ」 大声で付け足した。「今日、女将の所に寄って話をしてみるよ」
「そりゃ女将さんは馬鹿は馬鹿だよ、私みたいにね。だけどあんたは何だい、賢いのにさ、袋みたいにごろごろしてばかり、何一つしてるのを見せやしないじゃないか? 以前は家庭教師に行ってるって話してたのに、今は何もしていないのかい?」
「してるさ…」 しぶしぶ、きつい感じでラスコーリニコフは言った。
「何をしてるの?」
「仕事だよ…」
「どんな仕事?」
「考えているのさ」 少し黙ってから、彼はまじめに答えた。

・ 勝手に座りこんだナスターシャがお喋りを続けます。煩わしいとは言え、彼女の率直な意見や情報は今の彼にとって大切です。

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