かなり前からドゥーニャにぞっこん2020-09-10

 ≪Короче, несмотря на доброе обращение Марфы Петровны, супруги господина Свидригайлова, и всех домашних, Дунечке было очень тяжело, особенно когда говподин Свидригайлов находился, по старой полковой привычке своей, под влиянием Бахуса. Но что же оказалось впоследствии? Представь себе, что этот сумасброд давно уже возымел к Дуне страсть, но всё скрывал это под видом грубости и презрения к ней.≫

<試訳> 手短に言いますと、スビドリガイロフさんの奥さんのマルファ・ペトローブナと家族の人達は優しくしてくれたのだけれど、やはりドゥーネチカにとっては、とりわけスビドリガイロフさんが昔の軍隊にいらした頃の習慣で、お酒に酔っている時はとても辛かったそうです。ところが、後になって分かったんですが、まあ驚いた事に、この非常識な男はもうかなり前からドゥーニャにぞっこんで、それを隠すために、わざと乱暴に扱ったり軽蔑した態度をとっていたというではありませんか。

・ スビドリガイロフの陰険な性格を感じます。ドゥーニャのいたたまれなさや、母親の怒りも文面から察せられます。ドゥーニャはもう彼の家で家庭教師を続けられないでしょう。

コメント

_ 伯 ― 2020-09-10 19:17

住み込みでの家庭教師、サウンド・オブ・ミュージックの映画を思い出します。ロシアでも裕福な家庭の子供たちはそのようにして教育を受けているのですか、家庭教師の身分はあまり高くは評価されていないのでしょう。まして前借で仕事をするわけですから、ドーニャは辛い事もたくさんあったことでしょう。

_ mir→伯さん ― 2020-09-11 11:25

階級社会で学校制度も整っていなかった時代、ロシアに限らず富裕層は家庭教師を雇って子供の教育を担わせました。小説に家庭教師が登場して大きな役を演ずる例も多いです。書かれた通り身分は高くありません。家事に関わる使用人でもなく、家族でもないという微妙な立場で、雇い主の姿勢にもよりますが、目立たぬように振舞っていたそうです。フランス語が必須の素養だったので、フランス人も多かったようです。文字の美しい書き方や、作法、文学、算術、音楽、乗馬など、幅広く高い教授能力が求められました。女性の職業が限られていた中で、自立のための数少ない機会でもありました。サウンド・オブ・ミュージックでは、時代が違うせいもあって、明るく積極的で、見染められて結婚するハッピィーエンドですね。

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