用心深い言い回しで2020-10-12

 ≪Дуня только и мечтает об этом. Мы уже рискнули сказать несколько слов на этот счёт Пётру Петровичу. Он выразился осторожно и сказал, что, конечно, так как ему без секретаря обойтись нельзя, то, разумеется, лучше платить жалованье родственнику, чем чужому, если только тот окажется способным к должности (ещё бы ты-то не оказался способен!), но тут же выразил и сомнение,что университетские занятия твои не оставят тебе времени для занятий в его конторе.≫

<試訳> ドゥーニャはその事ばかりを夢見ているんですよ。私達はもうこの考えを二言三言、ピョートルさんに思い切って仄めかしてみました。あの方が用心深い言い回しでおっしゃったのは、もちろん秘書が必要なわけで、そうなると給料を払うなら他人よりは身内に払う方が得なのは当然だ、ただ、もし当人に仕事の才能があればという事でした。( もちろんお前に才能がないはずなどありません!) でもそう言ってすぐ、お前には大学の授業があるから事務所勤めの時間はないだろう、と懸念をもらしていました。

・ ピョートルがラスコーリニコフを雇う事について含みをもった言い方をしています。計算高いところがあると母は言っていましたが、仕事をしていれば止むを得ないでしょう。義兄となるラスコーリニコフがどう受け取るかが問題です。

コメント

_ 伯 ― 2020-10-12 13:58

計算高そうなピョートル、ドーニャこの人との結婚では不幸になりますよ。やめなさいと言ってやりたいのですが、小説の中に入り込めないし兄のラスコー君に任せるしかないです。

_ mir→伯さん ― 2020-10-13 07:15

“ 小説の中に入りこめない… ” とまで思われるのは、何と深く読み込まれているのでしょう。確かにドゥーニャには生き方に共鳴できるようなふさわしい人物が他にいそうです。もし自分が彼女の身内や友人だったらどう言うだろう… と考えてしまうほど作品に真実味があります。

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