まだひと言も言っていない2020-10-15

 ≪Уж конечно, мы остереглись проговориться Пётру Петровичу хоть о чём-нибудь из этих дальнейших мечтаний наших и, главное, о том, что ты будешь его компанином. Он человек положительный и, пожалуй, принял бы очень сухо, так как всё это показалось бы ему одними только мечтаниями. Равным образом ни я, ни Дуня ни полслова ещё не говорили с ним о крепкой надёжде нашей, что он поможет нам способствовать тебе деньгами, пока ты в университете,≫

<試訳> もちろん、私達は用心してピョートルさんには、私達のこういった今後の希望を何一つ漏らさないようにしています。とりわけ、お前が仕事仲間になるなんて事はね。あの方は現実的な方ですから、あるいはそっけなく受け取るかも知れませんし、どれも絵空事と思われるかも知れませんもの。同じように、私もドゥーニャも、お前が大学を卒業するまで学費を援助してくれるのを強く望んでいるのを、まだひと言も言っていないのです。

・ ピョートルに随分気をつかっています。彼の気難しさを感じているのでしょうが、先が思いやられます。当人に何も話さずに、望みを抱いているのが心もとない感じです。

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