とても今はペンを取れない2020-10-22

 ≪О, с каким счастьем прижму я тебя к моему сердцу! Дуня вся в волнении от радости свидантия с тобой, и сказала раз, в шутку, что уже из этого одного пошла бы за Пётра Петровича. Ангел она! Она теперь ничего тебе не приписывает, а велела только мне написать, что ей так много надо говорить с тобой, так много, что теперь у ней и рука не поднимается взяться за перо, потому что в нескольких строках ничего не напишешь, а только себя расстроишь;≫                                              <試訳> ああ、何と幸せな思いでお前を胸に抱きしめる事でしょう! ドゥーニャはお前と会う喜びでもうすっかりわくわくしていて、一度など冗談に、この一つの事だけでもピョートルさんに嫁ぎたいわ、と言ったほどですよ。あの子は天使のようだわ! あの子が今はお前に何も書き添えずに、私だけ書くように言ったのはね、たくさん話す事があり過ぎて、数行では何も書けずに混乱するだけで、とても今はペンを取れないんですって。                                            ・ 3年ぶりに兄に会えるという期待にドゥーニャは興奮しています。それほど兄を慕う気持ちが強いのでしょう。手紙が大きな役割を果たしていた時代で、頻繁に片言でやり取りする現代との、込める感情の深さの違いを考えさせられます。

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