心をひかれたのは花々2021-01-10

 ≪Тут не было ни духоты, ни вони, ни распивочных. Но скоро и эти новые, приятные ощущения перешли в болезненные и раздражающие. Иногда он останавливался перед какою-нибудь изукрашенною в зелени дачей, смотрел в ограду, видел вдали, на балконах и на террасах, разряженных женщин и бегающих в саду детей. Особенно занимали его цветы; он на них всего дольше смотрел.≫

<試訳> そこには蒸し暑さも臭気もなく居酒屋もなかった。だが間もなくこの新鮮な快い感覚も、病的で苛立たしいものへと変わった。時折彼は木立の間に派手に塗られた別荘の前で足を止めて柵の中をのぞいたり、遠くのバルコニーやテラスにいる着飾った婦人や庭の子供達を眺めるのだった。とりわけ心をひかれたのは花々で、彼は何よりも長くそれに見とれた。

・ ラスコーリニコフには珍しく思考をやめて辺りを観察しています。狭苦しい自分の部屋や喧騒を離れて、こうして花を眺めている姿を想像してホッとします。それも間もなく苛立たしさに…。

コメント

_ 伯 ― 2021-01-10 10:10

花は本当に人々の気持ちを慰め,やわらげてくれるものと思います。野の花、草地の花、家々の花不思議なものです。ラスコーくんがそれをみとれていたことに読者も少しホッとします。植物は人が地球上に住む前から住んでいたのです。今は人が花をいろいろ弄繰り回しお金儲けに利用していますが、、、、。

_ mir→伯さん ― 2021-01-10 11:16

たしかに人知れず咲いているような野の草花を見ると安らぎを覚えます。太古の記憶を引き継いでいるのかも知れませんね。

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