稲妻のように頭をかすめた2025-04-25

 ≪Потом, через минуту, уже гороря о другом, взял её опять со стола и пепреложил к себе на бюро.
- Вы, кажется, говорили вчера, что желали бы спросить меня... форменно... о моём знакомстве с этой... убитой? - начал было опять Раскольников, - "ну зачем я вставил кажется? - промелькнуло в нём как молня.≫

<試訳> それから1分ほどして、判事はもう他の話をしながら、再び机から届出文書を取り上げて事務机の手もとへ置き直した。
「あなたは、確か、僕と例の… 殺された老婆との関係を… 正式に… 尋ねたいと話されましたね?」 ラスコーリニコフはまた言いかけて、― “ どうして、確か、なんて入れたんだ?” ― という思いが稲妻のように頭をかすめた。

・ 緊張しているラスコーリニコフが神経を尖らせながら、ぎごちなく言葉を発しています。余裕のある判事を相手に、口数を少なくして冷静に対処しようとの決心を、どこまで保てるのか心もとない感じです。

コメント

_ 潤 ― 2025-04-25 18:31

本当にハラハラしてしまいます。本人はやり通せると思っているのでしょうね。明日はどのような展開になっているのか、ハラハラの続きになるのでしょうか?

_ mir→潤さん ― 2025-04-26 09:34

犯人と判事の対面なのですから緊迫感がありますね。判事はラスコーリニコフを疑いつつ、確証はまだありませんし、ラスコーリニコフは、当局がどの程度自分の犯行の事実を掴んでいるのか疑心暗鬼です。二人の探り合いが続きそうです。

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