心は嬉しさに泣いている2012-01-04

 ≪Кончается жизнь моя, знаю и слышу это, но чувствую на каждый оставшийся день мой, как жизнь моя земная соприкасается уже с новою, бесконечною, неведомою, но близко грядущею жизнью, от предчувствия которой трепещет восторгом душа моя, сияет ум и радостно плачет сердце...≫

<試訳> 私の人生が終わろうとしているのを知り感じてもおるのですが、残された日毎に私の地上の生命が、間近に来たる新たな限りない生命と早や触れ合うのを実感します。その予感で私の魂は感激に震え、思いは喜びに輝き、心は嬉しさに泣いているのです・・・。

・ 地上の生命が永遠の生命へとつながる予感は宗教者の長老の到達した境地でしょう。集まっている神父達に向けての説話が続きますが、これを記したアリョーシャもまた敬愛する長老の言葉を胸震せて心に刻んだに違いありません。

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