ブラボー2012-02-12

 ≪- "Браво, кричу ему, в ладоши захлопал, - я с вами и в этом согласен, заслужил!" - " Будете ли, милостивый государь, стрелять или нет?" - " Не буду, говорю, - а вы если хотите, стреляйте ещё раз, только лучше бы вам не стрелять". Кричат и секунданты, особенно мой: "Как это срамить полк, на барьере стоя, прощения просить; если бы только я это знал!"≫

<試訳> “ブラボー” と私は手を打って叫びました。 “それはごもっともです。それが当然ですよ!” “それであなたは撃つのか、撃たぬのか?” “私は撃ちませんが、あなたはお望みとあれば今一度どうぞお撃ち下さい。ただ、お撃ちにならぬ方が良よかろうと思いますが” と私は言いました。介添人たちが声を上げ、とりわけ私の介添人はこう叫びました。 “決闘の場で謝罪を申し出るなどとは何たる連隊の恥辱か。そうと知っておれば!”

・ 無作法な態度に介添人が憤慨するのも無理はありません。日本ならば “武士の風上にも置けぬ” と言うところでしょうか。今の時代から見ると決闘は野蛮な殺し合いですが、当時はその途中でやめるなど考えられない事だったのでしょう。

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