彼等を迎えるのは2020-07-28

 ≪И скажет: "Потому их приемлю, премудрые, потому приемлю, разумные, что ни единый из сих сам не считал себя достойным сего..." И прострет к нам руце свои, и мы припадем... и заплачем... и всё поймем! Тогда всё поймём!.. и все поймут... и Катерина Ивановна... и она поймет... Господи, да приидёт царствие твоё!≫

<試訳> すると主はこう仰られる、“ 賢者達よ聞け、彼等を迎えるのはなぜか、智者達よ聞け、彼等を迎えるのはなぜか、それは彼等が誰一人として自分をそれに値するものだとは考えなかったからである… ”。そして私共に御手を差し伸べられて、私共はひれ伏す… そして泣き出して… その時はじめて全てを悟るんだ!… 誰も彼もが悟る… カテリーナも… あいつも悟る… 主よ、御国の来たらんことを!

・ マルメラードフは自責の念を持ってはいても、もはや自らの力で立ち直れません。切々と語るのは審判の日に最後に愚者として救われる自分、そうであってほしいとの強い願いです。自分が救われると思う事は、主の言葉にある救われる理由に矛盾しているのですが。
歎異抄の “ 善人なおもて往生を遂ぐ 況や悪人をや… ” と通ずるところを感じます。