本当の夜はないのだが2020-08-02

 ≪Они вошли со двора и прошли в четвёртый этаж. Лестница чем дальше, тем становилась темнее. Было уже почти одиннадцать часов, и хотя в эту пору в Петербурге нет настоящей ночи, но на верху лестницы было очень темно.
Маленькая закоптелая дверь в конце лестницы, на самом веху, была отворена. Огарок освещал беднейщую комнату шагов в десять длиной; всю её было видно из сеней.≫

<試訳> 二人は中庭から入り、4階へ上がって行った。階段は上がるにしたがって暗くなっていった。すでに11時になろうとしていて、この季節、ペテルブルグに本当の夜はないのだが、階段の上部はとても暗かった。
最上階への階段を上りきった所にある煤けた小さな戸が開け放されていた。蝋燭の燃えさしが奥行10歩ほどの貧相な部屋を照らしていた。入口からその部屋が丸見えだった。

・ ペテルブルグは白夜の頃で外は明るいのに、この階には光が入らず陰鬱なのです。ラスコーリニコフはマルメラードフの話をさんざん聞かされた末、彼を支えてここまで送って来て、さらにつき合わされます。

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